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生徒に引かれて(193)

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 これらの写真は、3日目のお昼のバーベキュー・パーティーです。前の晩の不愉快なことも忘れて、和やかなようすです。2泊3日では、慣れたころお別れですね。
 
 15回目のこのキャンプですが、今まで、いろんなドラマがありました。友達、恋愛、国際理解、等々。中には、一人で複数の留学生の彼女を作ったツワモノの男の子もいました。若いですから、シャボン玉のようにハジケテ飛んでいった恋のようですが、カップルが何組も誕生しました。でも、中には、大学生になってから、あるいは、社会人になってから、日本に再来日、日本人と結婚した子も何人かおります。

 10年、あるいは10年以上経っても、私やライシーと繋がりを持っている子もいます。その子たちのお陰で、タイやモンゴルに支援活動を続けて来れました。また、新たな関係や飛躍ができました。様々な人たちのお陰です。感謝!そんな意味で「交流の巣」であり続けたと思います。

 さて、上の写真の子たち、どんなふうに巣立って行けるのでしょうか?中には巣から落ちた子もいますから。

 この、バーベキューの後、最後のプログラムの国際会議を行いました。今年のテーマは「教育」。
 宇都宮大学の教育学部1年の船山寛人君に司会を務めてもらいました。荷が重すぎると思いましたが、私が司会やるよりスムーズに進みました。中学生・高校生の目線に立てるのでしょうね。
 プラン・ジャパンから頂いたDVDで、世界の発展途上国の教育事情を紹介。字の読み書きも出来ないと、人間としての尊厳や自信も持てなくなってしまうことを学びました。
 それから、教育世界一のフィンランドから来たロサちゃん(16歳)に、フィンランドの教育を紹介してもらいました。偉そうな教育者の発表でなく、子供目線の発表ですから、フィンランドの教育の裏側が見えておもしろかったです。たとえば、授業中フラフラしていても先生は何も言わない。髪の毛をピンクに染めようが、緑に染めようがかまわない。国がお金を出して、14歳からアパート住まいができる。いずれも、日本では信じられないことです。自由にする代わりに、自立・独立を促しているのでしょうね。それに比べると日本人の子供は過保護。周りに合わせること・協調性が行きすぎて、「自我」が未熟。だから、程度の低い子ほど、校則でがんじがらめにしないと学校崩壊が起きてしまう。

 足利女子高に短期留学させたタヒチの女子生徒に言わせると、タヒチの高校も日本の高校も楽しい。髪の毛を染めることについて尋ねたら、「タヒチでは、みんな髪の毛がそれぞれ違っているから染めようとする子はいない。黒・茶色、金髪、みんな違っていて、いろいろ。」

 どうやら、思春期の子は、自分が他人と違うことを見せびらかしたいのかも。

 最後は、船山君の「私も勉強になりました。」で、締めくくられました。


 第15回関東国際交流キャンプ編終わりです。次回は別のこと話します。

  

 
 

 
by araeshuzo | 2010-10-14 17:14

両毛青少年国際交流クラブ・荒江学習塾で生きてきて、私がやっていること、言いたいこと

by araeshuzo
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