2018年 05月 30日
(355) 韓国日本世界遺産古墳巡りの旅 公州市編(5)
百済の2番目の都であった公州(コンジュ)と3番目の都であった扶余(公州からバスで60分)で一つの世界遺産を構成しています。公州市内には武寧王陵から少し離れたところに、百済時代からの山城があります。この山城は公山城(コンサンソン)と呼ばれ、2014年に発掘調査が行われ、百済時代の武器など大量に発見されました。
錦江(クムガン)別名白馬江です。山城である上に北はこの大河ですから、防御、物資を運ぶ交通の便、取水の上で最適ですね。いつの、どこの支配者でも城を建てる時にはこういう点は欠かせないですね。錦江(クムガン)は、扶余にも続いており、河口はあの白村江です。桜がきれいでした。
公山城に向かう道端で見つけた石碑です。本道知事とありますから、ここの県知事ですね。驚いたことに昭和5年とあります。勲3等、正4位と刻まれています。金公実という朝鮮人官吏の善政を讃えた石碑です。
by araeshuzo
| 2018-05-30 19:37
| 旅行記雑感